和尚
「わが寺の鐘の音を聞いた事があるかな?…なに、ない!なんともったいないことじゃ!!わが雲巌寺の文書によれば、"天下に三名鐘あり"、名鐘とは妙なる響のする鐘。その妙音はあらたかな御利益をもたらす、と言われ、ひとつ、都は妙心寺の鐘。ふたつ、みちのくは毛越寺の鐘。三つ、秋田仙北白岩は雲巌寺の鐘」…。

◇雲巌寺の鐘は毎日鐘つき男、与七によって鳴り・・・
              どこからか与七がつく鐘の音が嫌いな妖魔が現れた・・・
♪鐘つき男の与七♪
 『山のお寺の 鐘つき与七  照る日曇る日 ごぉーんごぉーん   与七が鐘つきゃ 朝がきて お天道さまが 顔をだし 与七が鐘つ   きゃ 茜の空に 星がでる』  

妖魔
 「ギャー!! やめてくれ!あいつが鐘をつくと頭がクラクラ、五臓六腑がズキズキ、寒気がする目眩がする足がすくむ。息が苦しい!見ておれ…与七!いまにキリキリ舞させてやる! フン!あんたら人間は気休めに、前世だとか来世だとか…。煩悩からの解脱だと?ヒヒヒヒ、そんなことでけへん!優しさだと?優しさで腹がくちくなるか?いとおしむ?そんなもんで、綺麗なべべが買えるか?」
◇何も知らない与七は・・・
与七



♪〜お志津ちゃーん 山のお寺の庭先に 咲いた桃の花 にっこりほ っこり お志津ちゃーん 俺らのこころに 咲いたはな〜♪


  「お志津坊は金貸し大夫の屋敷サ連れて行かれてしまった…」

◇さて、気になるところじゃが、劇場に来てからのお楽しみじゃ。
                          ・・・皆様のお越しをお待ちしてますぞ。。






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