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あきた芸術村の庭だより「見ようとするものしか見えない」

角館武家屋敷!大和本草。ふじばかま(藤袴)の名。花弁の色が藤の袴に似ていた事から名が付く。”名前”には、暮らし、時代、人の感性まで読み取れる。”見ようとするものしか見えない”奇跡。

わらび座里山プロジェクト!トトロのメイちゃんの家路を連想させられる用水路の道。橋を渡る入り口に雪ノ下と西洋フジバカマ。野の花!花の道が植えられた。今2021年、三年後の種を確実に蒔く。

敷地内の秋海棠(しゅうかいどう、ようらく)里山へも移植!花言葉”片思い”。美女の涙とも呼ばれた可憐な花。球根性の多年草で耐寒性もある。江戸初期渡来。原産(中国、マレーシア)。

里山に造られたひょうたん型”炉”。スタッフが教えてくれた。広い所で薪を燃やし、狭い場所へ”熾火”を移動させ調理する優れもの!皆で畑を作り、出た石を丁寧に並べ作って来た。未来への足跡。

遊歩道看板前。菊とソメイヨシノの落ち葉。紅葉はマダマダ。今朝の気温は9℃。もっともっと寒暖差が出ると霧に染まる。ソメイヨシノは一枚の葉が飴色に染まる。美しい秋が来た。