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芸術村の庭だより「新しき世界へ」

角館武家屋敷!雛飾り”怒”。雛壇の中に唯一”庶民”職。笑い、怒り、泣きの表情。熊手、箒、塵取り等、作業道具を持つ。どんな世界にあろうとも、人間は働き誰かを助ける。負けるな。

水仙が顔を出し繰り返す寒さの中、花芽を膨らませる。大震災、例えここが無くなったとしても”わらび劇場”へ春が来れば花の道が付く様”アテルイ”の歌を思いながら植えた10年前。

高知から文旦!あけちゃん。修学旅行生を一緒に迎えた日々。高知は無事かな?気候はどうかな?わらび座70周年。忘れられない幾つもの”人、思い出”。

総務庭。以前は稽古場だったり、研究所だったり。庭中に福寿草が顔を出す。植えた人。下さった人。日本全国からのお客様の足跡が東京ドーム二つ分の敷地に生きている。

太陽に可憐な花”雪割草”。誰も行かぬ場所、誰もやらぬ事。その中に人間が捨てて来た大切な事がある。アフガニスタン中村医師の言葉。”故郷は美味い、人間は優しい”為三さんの言葉。