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「茶の夢」400年の願い 「マジで恋(鯉)する5秒前!」

令和元年初めてのブログ更新
まさかの広末スタートです

思わず、折り鶴もズッコケる

ではなくて(笑)
5月は鯉の季節ですね

ようやくカープも上昇気流
大型連休の巨人戦はいずれも大熱戦でした
(2勝1分けと勝ち越し!)

ちなみに
この不細工な折り鶴は筆者の作です
(↑鶴に謝りたいクオリティ)

原爆ドームの隣になる

おりづるタワーに行ってきました

ここにはタワー側壁に
「おりづるの壁」というのがあって

そこに平和を祈りながら
来場者が1羽1羽折り鶴を折って投入し
積み重ねていく企画を行っています
(詳細はこちら

壁一面が折り鶴で満たされるようになるのは
あと4~5年かかるそうです

このタワーからは
あの「原爆ドーム」を
すぐ隣に見ることができます

今回の公演を担当するにあたり
原爆とどう向き合うか考えていました

戦争の悲惨さ、人間の愚かさ
原爆投下はその負のシンボルであることは
十分承知しています

それでも
実際にタワーからドームと向き合った時に
頭に思い浮かんだのは

それでも生きる

というシンプルな言葉でした

同時に

観光パンフレットのように
ドームだけを切り取って見せるのではなく

広島の街並みと一緒に
写真に収めたいと思いました


(おりづるタワーからの風景)

戦争を起こし
人を傷つけ、あやめるのも人間なら
平和を求め
人を愛し、育むのも人間です

まさに光と闇ですが
そのなかで常に葛藤しているのが
人間なのだと思います

「平和」とか「復興」とか
上辺だけの美しい言葉ではなくて

闇を抱えながらも絶望しながらも
必死に希望を求めながら生きている人々の
愛も情熱も憎しみも怒りも涙も笑いも
そのすべてが感じられる

まさに
劇場のような場所
(広島ならズムスタかな)

そう思いながら
自分の折り鶴に再び目を落とす


う…う…やっぱりごめん泣)

ちなみに
当初思い描いていたはこんな感じ


(これもある種の光と闇)

いろんな葛藤を抱えながらも
平和への願いと鶴へのお詫びを込めて

投入!


(↑筆者の足 けっこう高いところから!)

投入後その場で
あまり(というか全然)うまく鶴を折れずに
落ち込んでいる筆者に

案内のお姉さんが

「それでもうまく飛んでいますよ!」

と温かい励ましのお言葉

に対して

いえいえ飛んでいるのではなく落ちているのですよ

と心の内で呟くのもまた筆者の闇でしょうか

「茶の夢」公演ご来場の際には
ぜひこちらの施設にもお立ち寄り下さい。

今年は同施設を拠点に楽しそうな街歩きイベントも開催されています


(ひろしま謎解き街歩き)

令和元年を波乱の広末スタートとした本ブログですが

葛藤の末に

なんとなく末広がりみたいで

縁起が良いじゃないと覚悟を決めました
(↑素直にみんなに謝ろう)

ではでは~

投稿者:小澤 威