あきた芸術村の庭だより「雪消し雪、啓蟄」


社宅の補助屋根も壊れた。回収し、材を集め、”治す”。舞台セット材、倒壊の”わらび寮”から回収した材だったり、兎に角”在る物を生かす”!今年の打撃は次へのステップ。強度やバランスを考える。

釘も買ったものは無い。皆さんからの支援金、一円とて無駄にはしない。敷地内を循環パトロールし、壊れた板材から釘を抜き、叩き直し使う。側には、いつも”わらび座”の皆が居る。ゴホン、ワンス。

移動している最中に除雪車が寄せた雪の大山が融け、ゴミや砂利が出て来る。春は掃除の季節!集めた砂利も土も、補強用の花壇に使う。(月清し、遊行の持てる砂の上)先達の歩いた道。日本の風土。

7月に美しいクレマチス!ここも倒壊。アーチが全て潰れた。もう少し雪解けが進んだら、解体、回収、GWまでに庭を整える庭仕事。花たちをどう咲かせるか?考え続ける”庭師”。根は生きている。

角館武家屋敷!御向かい”恵家”さん。すっかり御馴染みの建物。古典落語に来られた御客様がちょっと覗く台所。竈が三つ在り、横の火入れからは御風呂が沸くシステム。こんなにも美しい生活が在った。