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あきた芸術村の庭だより「うれしからまし」

秋の風に吹かれて秋海棠が揺れる。晴天に稲刈りが進み、刈終わりの田んぼにはカラスや白鷺。落穂拾い?零れた稲穂。誰も”御金を払え!”とは言わない。秋海棠、花言葉(未熟)。未完これ完成也。

小劇場庭(旧戦後日本初、アジア公演記念館)未来のデータに作った庭表示。祈りの庭。今一番大きく育っている”広島のアオギリ”(わらび座合奏団)が語り部さんから種で頂いた。シウリ桜も貴重種

わらび劇場の位置?向きが陽当りじゃなくて。花芽が育ち難い。花が少ないプランターを小劇場の陽当りと入れ替える。来月末の霜降、霜が降りるまで咲き続ける。毎日が命との対話。庭師の仕事。勇気!

一日花の槿。今年は白が良く咲いている。アオイ科フヨウ属。夏の茶花に欠かせない。花言葉は(尊敬)。”病(いたつき)の故にも朽ちん命也、実りに棄てば、嬉しからまし”賢治辞世の句。1つの命

角館武家屋敷!大和本草。親族に医術者在り。医術展示は江戸の人間性を伝える(薬草、毒草、効能)人生を架けて遺した人の仁術。助けたい一心。御金で命が計られ、米を作る百姓が米を食えぬ時代。

 

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