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あきた芸術村の庭だより「蝉と山百合」

小劇場庭ベルガモット(ハーブ、松明花)シソ科、花言葉は(柔らかな心)世の中が猛スピードで動く、息切れして、イーハトーブ。宮沢賢治が遺してくれた原風景。誰もの心に在る”子供”の瞳、心。

蝉が日中鳴き、夕方には蜩へ(ひぐらし)。蝉しぐれと言う言葉。江戸の風景、通り雨。山中にひっそり咲く山百合。日本特産。花言葉は(飾らぬ美、愛)自分らしく居よう!恐れず優しい自分で居よう。

遊歩道沿い”秋の草花”コーナー、金水引き(漢方、バラ科)花言葉は(感謝の心)”ありがとう”を言えるスピードで。”ゴメンね”と言えるスピード”レオの歌”を思い出す。花巻賢治の故郷へ!夜空!水の流れ!

ビールレストランに似合うノリウツギ(アジサイ科、糊空木)和紙を漉く時、繋ぎに使われる植物。花が、まるで”ブライダル”みたい。コロナと倒産で消えたレストラン。新しい庭を造る。実りと遊び。

角館武家屋敷!今”展示”は何かな?小さな庭へマリーゴールド。木陰に秋海棠。着物の展示に遺る花。花を見て土を、風を、朝露を想う。水の底、クラムボン、獅子踊り、地鳴り、自然と語り合う日常。

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