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あきた芸術村の庭だより「雨水へ!」

角館武家屋敷!長寿、共白髪。大切な事が変わって来た。命ある事の素晴らしさを見つめる。認知になっても子を思う母。卒寿を迎えても誇りを失わぬ父。遠く故郷を思う。

冬庭仕事の中心は木の手入れ。休眠している木々を今年一年の動きを想定し作業する。もう一人の相方(チェンソー)。使い方も、片付け方もシルバー20年来のスタッフから学んだ。胡桃(くるみ)

ホテル前縮小枯山水庭園。中心木(イイギリ)白い幹肌、赤い房の実。もう直ぐ二十四節季は”雨水”。樹木が目覚め、根から水を吸い上げる。野鳥はいち早く動き始めた。種や実が御飯。皆元気。

桜!昔から”病”は在る。でも病は傷に対し”治ろう”とする症状。膏薬病も天狗巣も意味がある。苔と共存する桜の幹肌。本当に頑張れなくなったらキノコが土に返そうとする。”労わり”の循環。全ての役。

朝!わらび座に出勤。キンと冷えた空気に太陽が重なる。第四稽古場(旧合奏団室)地球温暖化。この季節に暖かくなったり凍ったり。常緑樹が凍害を起こす。頑張れ春はもう少し!よく見て試し考える。