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あきた芸術村の庭だより「もうすぐ小雪」

角館武家屋敷!家を守る。大切なものを守る。そこに暮らす家族。柱になる者は、自らより周りを思い行動する。鬼は神。心に鬼を持つ。ブレない精神。280年の樅木(もみのき)。地域、文化、環境(自然)、繋がり。

霜も雪も来ない11月。総務(旧研究所)庭ドウダンツツジ。真っ赤に紅葉したのは初めて。気温、湿度。染まるまでの時間。目に見えない微妙な自然の動きがある。空に語り、地に語り、虫や鳥、花と木に教えられる庭。

田沢湖ビール、さくらホール庭。土佐水木(とさみずき)。”龍馬”が過ごした南国。見つめる海は”太平洋”。時代時代には流刑地(知識人、著名人、中央に弾かれた人材)村の人たちとの交流で広がり発展する文化。

総務庭入り口に植えられた槿(むくげ)の生垣。落葉すると毎年現れる小さな鳥の巣。掌に入る位、小さな住まい。ここで卵が孵り、飛び立ったんだね。”風子!飛べ~!”初めての羽ばたき。風を読み気流に乗る。もうすぐ小雪。

総務造園デスクの椅子。おやじさん(原太郎)の椅子。飾られた由子さんのブラジル公演記念。引っ越しの最中譲り受けた。26年前、ブラジル、サンパウロ、東海林太郎も歌った!日本から渡った”移民”と言う家族の涙。