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ミュージカル「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ」制作発表記者会見を行いました

3月9日、秋田市役所3階 センタ-ス洋室4にて、2023年度わらび劇場上演作品「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ」の制作発表記者会見を行いました。
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はじめに、主催者である一般社団法人わらび座の今村晋介代表理事が「今年は秋田に来て“わらび座”と名付けて仕事を始めて70年。古代の秋田が海外との交流の玄関口であった歴史をミュ-ジカルで幅広い年代のみなさんに伝えたい」と企画趣旨を説明。

脚本・演出の鈴木聡氏は、「古代の歴史を学ぶ機会がなく、かつての秋田城の様子を今回初めて知った。当時の日本がどんな国であったか詳しく知る資料は少ないが、それを逆手にとって、わらび座らしい、歌や踊り、太鼓も入った作品にしたい。戦争や分断、格差は当時も今も人を苦しめている。でも、親子の情愛や恋、人の心は変わらない。そんな思いで舞台を創りたいと思っている」と作品に込める思いを語りました。

秋田市長穂積志様からは、わらび座命名70年へのお祝いと共に、秋田でのわらび座の活動についてねぎらいの言葉が贈られました。秋田城の役割と歴史にふれながら、現代の平和への願いを重ねて、今回の舞台への期待を語って下さいました。

「一般社団法人わらび座」支援協議会会長・秋田商工会議所名誉会頭三浦廣巳様は、かつての渤海国が沿海州から朝鮮半島北部までの広大な領土を持つ国で、日本に友好と交流を求めて30回を超える使者を日本に派遣した史実から、秋田の歴史の深さと誇りを今回の舞台を通して子どもたちに伝えたいと熱く語られました。

こうした言葉を受けて、出演者を代表して主演の蝦夷の若者コダマを務める三重野葵が意気込みを語り、舞台への期待を高めました。

最後に、出演者から、秋田城の統治者の娘多可子たかこ役の鈴木潤子、渤海からの使者の妹淑明スンミョン役の遠田雅、陰陽師役の丸山有子、そして秋田城跡歴史資料館マスコットキャラクタ-秋麻呂くんも加わって記念撮影。

古代秋田で織り成す人間ドラマとファンタジ-をわらび座ならではの表現で描く「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ」は4月15日開幕です!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ|わらび座

記者会見の様子(動画)

《関連リンク》
秋田城とは|秋田城跡歴史資料館[秋田市]

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