あきた芸術村の庭だより「6日遅れの霜降」


小さな赤い菊、咲き始め。あんなに暑かった夏が嘘の様。宇宙空間の中に在る(地球)不思議な命。植物が生まれ、酸素が生まれ、命が次々進化を遂げた地球。”物言わぬ”花や木々に生かされている人類。

小さなカンテラの様な花や木々の紅葉。朝焼け、夕焼け。山々に手を合せていた先達。スピードと言う言葉が”間に合わない”現代。こんなにも自然は美しいのに、何故?人間は奪い合うのだろう?

熊親子、里に降りて栗も柿も食べる。”大津波”を思い出す(これから下へ降りるべからず)の石碑は草生していた。山と海。自然の脅威に(対話と祈り)熊対策に下した柿を忍ちゃんが処理してくれた。

忙しい作品を並行し次なる小道具が毎日生み出されている工房。花一輪行ける暮らし、干し柿を見る安らぎ。松林に紅い蔦。朝陽が差し込む。雨に朝霧。地球の表面を木々や草が守っている。カムイ!

角館武家屋敷!1つの道具に幾つもの手職。軽い材質。動物の毛皮、紙は草や木から作られる。染めや筆、1つの暮らし道具に職人の趣向が凝らされる。使う人を思う心在って(道具)。もう一つの道!