あきた芸術村の庭だより「もう直ぐ祭り」


ビール庭、薔薇花壇の下からホップが出て来て薔薇を覆い尽くす。元は小松工場長が入口に植えて居たホップ。人が手を加えなくても自生して行く強さ。大震災、コロナ倒産、地元に愛された温泉ゆぽぽ。

秋が近づき、涼しくなると必ず返り咲く山吹。”七重八重花は咲けども実の1つだに無きぞ哀しき”一枝の花枝に(貧しくて蓑さえ在りません)雨具を借りようとした太田道灌。歌を詠んだ女人。日本の知性

コスモスが咲き始め、アキアカネが帰って来る。大雨で河川が氾濫する村と氾濫しない村。土地改良区、用水路。何か起きる度、考える事、改良する事、”他人ごと”にしない事。金次郎、リキノスケ。

花虎の尾(紫)虎の尻尾の様。小さいながら、ヤマボウシも実を落とす。どれ程暑い日々だったか分かる実りの時。わらび座は(人を信じる仕事)OBが教えてくれた。競争、騙し合い、そうでは無い世界

角館武家屋敷!明日から角館の祭り。30年越しの祭り演奏参加で県知事賞を頂いた。他者を受け入れて行く町人の心と勇気。誠実に稽古を続け消え行く囃子手を支えた”わらび座”。歴史に未来が在る。