あきた芸術村の庭だより「立秋!古典妖怪」


総務(旧研究所)庭、槿の生垣。庭師は剪定をする時、(花芽)を見る。その樹木は何時?花芽を作るか?四角に、円形に色んな剪定法が在るけれど知らなければ花が咲かない。槿は上へ上へ成長する。

二十四節季は(立秋)夕方秋の虫が鳴き始め、雨の後気温が下がる。涼しい風が時折吹く。東屋ユリノキ。大きく育った30年。武家屋敷河原田家さんに宮沢賢治ゆかりの100年木。イーハトーブ秋田へ

槿の八重!雨の後雫を落とす(十力の金剛石!)何て感性なんだろう。雨を受けて大地も草花も深呼吸する”治水”と言う言葉。ただ防御するのではなく、逃し治める。江戸の工法。恵みの雨、祈りの夏。

小劇場(旧戦後日本初、アジア公演記念館)お化け屋敷が進化した。御客様も役者に早変わり。手作りシールが可愛い。ひまわりの様な野草。トリさんコンサートで映画(ひまわり)を歌う。心に沁みる歌

暑い夏も中盤、角館武家屋敷!御向かい(恵家さん)。土曜日”おぐちゃん”が帰って来る!文化財で古典落語を!一年。こんなに建物を堪能し、時代を超えて過ごせる安らぎが在るとは。山吹と太田道灌!