あきた芸術村の庭だより「原始女性は、、」

ホテルが満室修学旅行の朝は、朝風呂が無くて(ゆぽぽ日本庭園)作業日程の連絡が入る。月に7日ほどしか手入れに入れない。門を開けて、湯船目線で風景を調整し、制限時間内にバランスを保つ作業。
日本庭園は石を使い、川や山、仏の境地まで表現する文化。花や草樹を添えに箱庭を作る。小劇場(旧戦後日本初‼アジア公演記念館)庭。アンネの薔薇。蕾に色が付き始めた。小ぶりだけど咲きながら変化
大山蓮華は一日花。花期が長い。やっと目覚めた夏のアオギリが大きな木陰を作る(原始女性は太陽であった)”シャニダールの遺跡”障害が人を分ける理由に成らなかった時代。豊かで助け合う人間。
劇場プランターを夏の暑さに強い”マリーゴールド”に植え替えて行く。植えてから養生(様子見)自立し始めたら、階段へ設置。小町の芍薬が終わった花壇の周りを彩る。御客様の椅子を置いて見た。
角館武家屋敷!屋敷と庭木が遺る。大きな樹が呼吸するたび気温が下がる。山が元気だと川の流れが生まれる。水は魚や虫や沢山の命を育む。豊かな自然。遺してくれた先達の意志。母なる大地。