あきた芸術村の庭だより「緑の力”地霊”」

ゆぽぽ玄関向かい桜並木根占(皐月)花が一週間でグングン咲いては終わり花暦のバトンリレー。咲く花に合わせて草刈りを急ぎ、花を(魅せる)元盆栽。ゆぽぽオープンの30年前頂き地植えした。
広島へ父に会いに一瞬帰省。日本列島縦断の旅は、秋田の緑の力を気付かせる。南は山が低い。関東から仙台にかけてビルが立ち並び、岩手、秋田へ入ると山が高く、緑に飲み込まれる”地力”を感じる。
小劇場(旧戦後日本初‼アジア公演記念館)庭。薔薇アーチは三年、雪に耐え壊れ、治す手も無く仕立て直し春、初夏へ。気が付けば社宅から植え直した蔓薔薇が咲き始めている。芝を刈り樹木に緑肥を。
花びらの形、絞り、花の大きさ、皐月も薔薇も沢山の品種改良が今に残る。花を愛し、研究し、試し。花を愛でる時間の豊かさ。少し前には在った(時間)。時間泥棒。世界に対する希望を先ず起こせ。
角館武家屋敷に在る(医術展示)大和本草。日本列島に身近に在る草は、人間の病を治す。先達の知恵、治したかった心。仁術。御金と言う幻。本当にやりたい事。苦難を避けず直進せよ。宮沢賢治!