あきた芸術村の庭だより「夢を紡ぐ」

田沢湖ビールから枕木道。コロナの時、大道具さんが造ってくれた。スタッフは居ない。自力で木っ端を集めてデザインしてみた。ちょっとしたことで明るい庭に成る。潰れた薔薇も仕立て直す。毎年治す
ゆぽぽ裏手若松堰沿い水車エリア。ここもコロナの時、ビオトープと水車が造られ、世界中コロナが治まり、御客様も仕事も戻る。メンテが出来ない。苦労して作った事が分かる。初めて咲いた里桜。
山吹と白山吹。芽を見てそれが何か分かる。分からなければ切ってしまう。何度も草刈りで刈られ、遺り育つ。分かると言う事、知ると言う事。一本一本の故郷を考える。何が必要かは、そこから始まる。
ホテル前枯山水縮小庭園。新緑の季節。一面薄紫の絨毯へと変わって行く。ゆぽぽに入った御客様が(湯船から見える草までが可愛い)”30年”除草剤を使わない土。そこに育つ命。虫を啄む野鳥。
夢が在る。角館武家屋敷節句人形。遺された物は江戸期。そこには今ない”過去の夢”。力強く生きて行く。子供たちは(遊び)でこそ生き方を覚える、チームワークや、自然と知恵比べ(優しさ)を知る。