あきた芸術村の庭だより「賢治!イーハトーブ」

角館武家屋敷!電気や電話の無い時代。道は歩いて付ける。ご飯は冷めない様藁で編む。炭を時間かけて造る。1つ1つに人間が見える。ウソが来なかった冬。真弓蛾の来なかった夏。大風!雹(ひょう)
クリスマスローズが楓の足元に。楓の名前を持つ北欧の子供達。冷たい雨。桜は少し少しと蕾を膨らませ”待つ”時間。雪に閉ざされ”待ち続けた”春。紅梅白梅が開き始めた。”イーハトーブ”賢治の夢!
芸術村一番咲きはオオヤマザクラ。弘前の桜を見たくて内陸線に乗った大阪の御客様。刺巻”水芭蕉”は残雪を名残惜しむ様に真っ白に広がって行く。雨なれば尚美しさを増す。寒さの中に咲く!
宮沢賢治イーハトーブ。秋田も岩手も飢饉で米が育たない時代。(拘りを捨てれば敵じゃなくなる)金次郎は言う(蕎麦も稗も粟も育つ力を持って居る)片栗花!(土は命の宝箱、草や葉の生まれ変わり)
土佐水木が簪(かんざし)の様。上は染井吉野。下はチューリップが控えている。皆の劇場を創る。字幕が在る劇場!炬燵劇場、花見団子劇場。皆がリラックスして豊かになれる劇場。新しい挑戦始動!