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あきた芸術村の庭だより「節分、自然と人間」

角館武家屋敷!節句人形。毛利元就。子供たちに生き方を教える玩具。三本の矢!一本の矢を折る。二本の矢を折る。三本でもその一本が真面な矢でなければ折れる。一本一本が匠の技。木を知る先達。

雪中田植え、雪中稲刈り。一年”農業の吉凶”を占う。庭の花木剪定。花枝を奇麗に整え雪バケツに入れる。花心のある人は探しに来る。紅梅と椿。今年は不作。リキノスケや金次郎はどうしたか?考える。

ソメイヨシノの幹肌。60年の”寿命”と言われて来た桜。土の様に柔らかい樹皮故、体内から根を伸ばし自らを土として世代を繋ぐ。若い後継の根がしっかり地面まで伸びている。次の60年開始を見る。

遊歩道から御案内看板。大道具スタッフの遊び心光る。”舞台セット”も次々リサイクルされる。わらび座の会定期インタビュー棟梁宮本さん。わらび座に来たきっかけや、作品を経て変わった自分を語る。

民事再生最後の三年目。まだまだヨロヨロだけど、会報が嘗ての(月刊わらび)を思わせる。劇団や芸術村の動きを御客様に”知らせ”共に歩こうとする言葉、写真が届く。経営を支え未来を繋ぐ御客様。