1. HOME
  2. ブログ
  3. あきた芸術村の庭だより「南から風、繋ぐ」

あきた芸術村の庭だより「南から風、繋ぐ」

角館武家屋敷!医術コーナー(鍼灸)鍼を打つ、傷に血が集まり温まる。中国4000年の医術。インドのウコン認知症に。どれ程の命の問答が在ったろう。教えてくれた友だち。仁術!人間。

最後の紅葉。雪吊り作業始める。雪の積もった風景と重量を想定して縄の張りを決める(庭師の勘)”15年の現場経験が資格条件”に在る理由。経験しなければ机上だけでは分からない。命の仕事。

ホテル前花壇。ブルーベリーの紅葉は深紅!こんなに条件の悪い場所でも頑張って実り、美しい紅葉を魅せる。東京ドーム二つ分の敷地(あきた芸術村)庭はその半分を占める。コツコツ粘り強く。愛!

函館から雪の便り。作業していても雪の匂いがする。椿は感知するのかもしれない。紅葉とバラと菊、そして椿。つかの間の太陽が少しずつ終わって行く。鶴瓶落としの夕日。刻々と冬へ向かう。

落葉すると寂しくなるけれど、銀杏は黄色に樹上に地面に輝く!眩しい黄色。豊かな実り。雪が来る頃(ストーブで焼いて日に三粒食べるんだ、食べ過ぎは良くないからな)師は、90歳。