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あきた芸術村の庭だより「水流れる故郷」

角館武家屋敷!医術コーナー。小さなミリ秤(はかり)。たった一人を助ける。良くなって働いたり暮らせるようになる。その積み重ね。故郷に水が流れ、耕し、育て、家族が食べていける。世界の願い!

東屋横はアジサイコーナー。白の墨田の花火(すみだのはなび)中心から花火が夜空へ登り華を散らす様を思う。アジサイの中でも一番長く咲く。秋まで”自然光”の中に咲く美!

アジサイは水の器。根付いた土壌の成分により色を咲き分ける。紅。冬にホテル暖炉から出るコナラ薪の”灰”が土壌改良剤。捨てるものは無い。庭師と樹木、花、空と太陽と雨と風。全てに役が在る。

玉アジサイは観光道路に沿う桜並木!冬場は除雪車と言う大型の機械が雪を飛ばす場所。どんな雪囲いも叶わない。庭師が考えた。潰れたまま、這って仕立てる。立ち上がる強さ、美しさ!

山口ガーディが自宅から持って来てくれた(アナベル)西洋アジサイ。直ぐに植えたよ。背が高いから大きな株に沿わせて紅白並んで。アジサイの交流エリア。皆仲良く生きる。青と紅が合流もする。