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あきた芸術村の庭だより「和醸良酒」

角館武家屋敷!古きものの中に、もう作れないものが在る。生活が変わる。”素材”から自然と共に在った世代が消えて行く。今話を聞かなければ、その道の入り口にも行けない。”自然”を知る。知性!

あきた芸術村”5つ”の庭園。ゆぽぽ温泉の湯船から見える”日本庭園”手入れやメンテナンス以外に人が入らぬ庭。”箱庭”故に自然が作り出す土質、造形。花開く(片栗花)。この土の豊かさを教えてくれる。

ホテル前”枯山水”縮小庭園。30年”歳月”が育てた奇跡の庭!人の力では作れない。苔も山野草の位置も自然が決める。石組みを抱くように育った太い根。腐葉土が守る無数の命。落ち葉の力。枯れ枝の力。

研究所(化石館、あきたび)もっと昔は、あかね寮。裏玄関に仕立てた紅梅。雪の中で描いた風景に咲く。庭師の心。心眼。樹木も花も言葉を発しない。それでも聞こうとすれば聞こえる。

研究所庭エリアは桜並木。豊かな土!春一番のスタッフ(モグラ)。走り回ってエアレーションをかける。根が呼吸する。(ありがと)土と砂利を篩(ふるい)で分ける。この篩も歴史。和を醸す。