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あきた芸術村の庭だより「弾む命、穀雨」

角館武家屋敷!節句人形の季節。共白髪(ともしらが)出会い、子育て、働き、巣立ち、老い。ずっと元気で自分の足で。時代が変わる、暮らしが変わる。家族以外が支えてた地域の絆。”村”と言う単位だから出来る事。

温泉ゆぽぽ内庭(日本庭園)。箱庭(はこにわ)枯山水の川と四つの築山。春に紅白の花が咲く。”御客様に幸せが在りますよう!”祈りが込められ設計された。長葉雪の下(ながばゆきのした)白鳥は場所を変え故郷へ向かった。

女性大浴場から見える築山奥。白の花木が三本(タムシバ、コブシ、ハクモクレン)小さな庭の中に風や波が動く。二十四節季(穀雨)へ!眠っていた樹木が次々弾ける!桂のオレンジ、ブナの薄緑、赤、銀。春の紅葉!

本日わらび劇場2022年開幕!駒ヶ岳に馬の嘶き(いななき)と羽を広げたイヌワシ!(ごほんと言えば龍角散)この薬に込められた医術者の祈り。”喉に薬が留まるよう”休めぬ食べれぬ民にも最善の労りの(言葉)愛!

衣装部横コブシの大木!大きな樹、年月を重ねた樹ほど美しい!稽古場では(青空)の歌。(北斎)の歌。劇場に鳴り響く御囃子。医者とて(人間)。病があるから元気な幸せを知る。助けてくれる人の愛を知る。ありがとう!