(6)これから−動きの素材集と記述法
このように舞踊符と舞踊譜は、踊りを学んだり、解析したり、保存することに役立つだけでなく、新しい舞踊の創作ツールとして、また、デジタルアート創造の素材として大きな可能性を持っています。
今後、収録する舞踊数を増やすことによって、舞踊という無形の文化財を保存するとともに、日本の伝統が息づく豊かな表現を生み出すこととなるでしょう。また、バレーやダンス、柔道や体操等のスポーツの動きや、日常の様々な動きの「符」を作り、さらに体系化することで、バリアフリー対応の動作シミュレーション等といった人の動きをベースとしたあらゆるアプリーケション開発のための概念となる可能性を持つと考えています。