ゆぽぽ山荘より

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《最新の記事から10件》 [今年の日記] [ゆぽぽ山荘TOP]

お知らせです。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 7月1日(火)22時53分

山荘日記は下記のたざわこ芸術村のブログに移行しました。
2000年3月3日から書き始め、あっという間の8年間でした。
今回新たに芸術村全体がわかるようにとまとめてお伝えすることに
なりましたので今後とも宜しくお願いします。

これからもこのタンポポの綿毛のようにフワッとした日記を
お届けできたらと思っております。

http://blog.warabi.or.jp/




駒ケ岳はお花でいっぱい!!!
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 6月29日(日)10時38分

朝、お客様が駒ケ岳登山にご出発。70代の皆様で昨日も登って写真を撮り
お泊りはゆぽぽ山荘。次の日も一日写真を撮ってもう一泊して下さいました。
稜線を眺めていると何時もよりくっきりしているし山が近くに見えるし
(山がとっても遠く見える時もあるんです)「あの花に遭えるのは今だよね」
とか思って突如「今から山に行ってくる。花の様子を見てくるね」とか言って
急いでおにぎりを作って出かけました。

八合目でバスを降りるとさっそくハクサンチドリが出迎えてくれました。
「咲いてる咲いてる」ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、ミヤマキンバイ
ショウジョウバカマ、オオバキスミレ、イワテハタザオ、ノウゴウイチゴ、
サンカヨウ、ミヤマダイコンソウ、ベニバナイチゴ、マイヅルソウ、
ミヤマハンショウヅル、ミツバオウレン・・・・

阿弥陀池の周りにはムシトリスミレ、ヒナザクラ、チングルマなどなど。
横岳から大焼砂に行くとタカネスミレの大群落、そこを更に下っていくと
コマクサの大群落。「ちょっと時期が早いかな?」でも咲いていました。
この写真は大焼砂から眺めた男岳(右側の山)と女岳(左側の山)、
手前のお花はタカネスミレの黄色、コマクサもちらほら。

更に進んで馬場の小路の木道をゆっくり歩く。ここはチングルマの大群落です。
通称ムーミン谷と言われていて、まさしくそんな雰囲気。もう別世界です。
よく見るとアオノツガザクラも咲いていました。
雪の残っている所にはまだミネザクラやショウジョウバカマが咲いていました。

そして今度は阿弥陀池に戻る道、そこはシラネアオイがいっぱいなんです。
息が切れるほどの急な登り坂でいつもはシラネアオイがちらほら咲き
大きな葉っぱばかりでかなり疲れます。今回はいっぱい咲いていたので
「いい汗かいたー、満足ー」そんな感じでタイミングばっちりでした。

ぐるっと一回り、別世界の4時間はあっという間に過ぎてしまいました。
夕食時、お花や景色の話題で尽きること無く何時までも・・・


山荘も暑くなりました。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 6月22日(日)12時11分

朝晩は肌寒くて暖房を入れていたのはつい四、五日前だったのに昨日は28度にも
なってびっくり。そして今日もすでに26度、きっと28度位にはなるでしょう。
爽やかな風が吹いているだけましかな?

かんかん照りの中でもニワゼキショウはしなだれることなく元気に咲いています。
咲き終わると真ん丸い種になってそれもまた可愛い。荒地のあちこちにどんどん
増えて数年前に見つけた時の感動は何処へやら、「まー、あっちにもこっちにも
いっぱい咲いてるわー」心の変化は面白いものです。

コウリンタンポポやサイハイラン、ツルマンネングサ、フタリシズカ、コナスビ、
ミヤコグサ、ウマノアシガタ・・・咲いている花が増えたような気がします。
毎年同じような時期になると何時も咲く場所にちゃーんと咲いて偉いなー。

今日は吹く風も爽やか。小鳥達も気持ちが好いのかいっぱい鳴いています。
早朝、「キョッキョッ、テッペンカケタカ、」とすぐそばのブナの葉陰に
ホトトギス。大きな声で目が覚めました。そして向いの小枝にはキビタキ、
さっきはウグイスが「ホーホケキョ」と模範どうりの鳴き声で涼やかに。
キビタキより少し静かな声でオオルリが鳴き声を聞かせに来てくれました。
そして今度は本日の第一声、エゾハルゼミの声が聞こえます。
静かだけれど賑やかな山荘の昼、ゆったりと時が過ぎて今日は夏。


冷たい雨が降っています。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 6月15日(日)11時12分

とんでもない事がおきてしまいました。昨日朝、外で皆様とお喋りしていましたら
地面がぐらぐらと揺れて「凄い揺れますよね」上の道路をバスが通過していました。
「それにしても揺れすぎますねー」ブナの葉っぱについている雫がバラバラと
飛び散るように落ちてきて「なんだなんだ」と思って山荘の屋根を見上げると
ゆっさゆっさと揺れています。「地震だ地震だー。これは大きいよー」
いそいで火元を確かめに行きストーブをオフにしてテレビをつけたらやっぱり
凄い事になっていました。時間をおうごとに被害の実態がわかってきて
帰る人、来る人のことが心配になりましたが、幸い何事も無くご無事でした。

昨日に続き今日も冷たい雨が降っています。ヤマオダマキガが雨に煙って
幻想的、コロポックルでも住んでいそうな雰囲気です。
家の周りにある青いオダマキしか知らなかったのに山菜採りで山に入ったら
焦げ茶色だったりちょっと白っぽかったり、そんなオダマキに出会えて
とても感動しました。ここらあたりにもいっぱい咲いているんですよ。

クリンソウ、センダイハギ、フタリシズカが咲いています。
山はまだまだ春なのかな?ウグイスが元気よく鳴いています。


とっても爽やか!!
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 6月8日(日)14時35分

気温が21度にもなりました。でも朝は肌寒くストーブをつけてしまいました。
久し振りに20度を超えてエゾハルゼミも嬉しそうに思いっきり鳴いています。
朝から「ジージー、ジージー」「シャカシャカシャカ」何と表現したらいいのか
そんな鳴き声が聞こえてきます。蝉の声が元気な時はどんどん晴れるんですよ。

「あれって蛙ですか?」「かわずですよねー?」皆様、まさか蝉だとは知らずに
どんな蛙かイメージしています。「春に鳴く蝉、エゾハルゼミなんですよ。」
今年は連休中に急に気温が上がって突然鳴きだしてびっくりしてしまいしたが、
やっぱり5月下旬から6月、この季節が合うような気がします。

ヒメシャガが咲きました。撮っていると虫さんがお花に飛びついてきました。
お花とどんなお話をしているのでしょうねー?
ほんの一株からどんどん増えて存在感が出てきました。毎年何時咲くのかと
楽しみにしているお花です。春から初夏へ何時の間にか咲いているお花も
変わってきました。マイズルソウ、ホウチャクソウ、ヤマオダマキ、クリンソウ、
ツクバネソウ、ヒメシャガ、スズラン、ヘビイチゴ、ジュウニヒトエ・・・
ゴチャゴチャといっぱい咲いています。

キビタキ君の声を聞き、賑やかなエゾハルゼミの声を聞き、吹く風も心地よく
時々カッコーも鳴いて、ここにも初夏がやってきました。
爽やかな昼下がりの山荘です。



6月になりました。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 6月1日(日)15時36分

「今は何月?」と考えてしまうほど寒くて、「毎日寒いっすなー」がご挨拶。
今日はそれでも日中10度を越してようやく12度、夕方に向かってどんどん
下がるだけ。ストーブをつけないと寒くて身体が縮こまってしまいます。

小雨降る寒い中、ネマガリダケをいっぱい採って来て外で煮たり焼いたりして
います。お元気な40代〜50代の皆様、食べて喋って飲んでと宴会です。
おすそ分けをいただきました。私達が採ってくるタケノコよりうんと太くて
柔らかくて、やはりプロです。大きなリュックに二つ、もうニコニコ顔でした。
「これからが本番だ。もっと太いのが出るぞー」又採りに来るそうです。
俄か山菜採りとは違って体中からオーラが出ています。何かその人の周りだけ
空気が澄んでいて、おおらかでぽっと暖かいんです。好い顔をしています。
採りに行った方は1人、温泉に入って今か今かと待っているのは6人。
それでどちらとも幸せなんですねー。

あっという間に山荘の周りは濃い緑色に包まれてしまいました。
ブナ林の中を歩いていると可愛らしいムラサキヤシオツツジが目に飛び込んで
きました。はっとするような美しさについつい引き寄せられてしまいます。
「そうだ今日は1日駒ケ岳の山開きだー、八合目付近にもこのツツジが咲いて
いたっけ」思いはどんどん繋がって広がっていきます。

お花の山、駒ヶ岳。今年はどんな事に感動できるか、今から楽しみです。


甘い香りが漂って・・・
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 5月25日(日)10時24分

ふさふさとした白い花、ウワミズザクラ満開です。とっても好い匂いなんですよ。
外に出ると何処からともなく甘い香りが漂ってきて思わず捜してしまいます。
あちこちにウワミズザクラの木があって緑色の若葉の中にふさふさの白いお花
なかなかいいもんです。「この匂いはきっとこっちの木だな」
少し歩くとまたまた強い匂いがしてきて見上げるとすぐそこに咲いていたり。
秋には房になった実が熟してこれまた果実酒に最高!!

トチの花も咲いています。森の中には養蜂家が蜜蜂の巣箱を置いて蜂蜜とり。
ツリバナも白緑色のお花をつけて小枝から垂れ下がって咲いています。
秋になると見事な大きな赤い実を付けるなんてとても想像できません。
コマユミのお花も白緑色、目立たないので傍に行ってきっちりと見てあげないと
気がつかないほどです。これもまた秋には真っ赤な実、葉っぱも真っ赤。

全てのものの変化に敏感になる山の生活、もう14年になりました。
中でも今年の雪の消える早さにはびっくりしています。何時もは6月まで
残っているのにもう一週間ほど前に消えてしまいました。
6月に入ってからがタケノコの最盛期なのに、今が盛りで皆さんも慌てています。
あっちの藪こっちの藪で人の声がしています。
この間は竹藪の中で何処かの小母さん(私も小母さんです)とはちあわせ
「採れてますか?」「まずまずだすなー」と声掛け合ってしまいました。
タケノコ、ワラビで山菜も出揃って山菜採りの終盤、この時期になると
私達の心も少し落ち着いてきます。


ハルゼミが鳴いて山の初夏!!
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 5月18日(日)12時35分

気温が20度を超しそうです。久し振りにエゾハルゼミの声がして賑やかな山荘。
5月3日は26度にもなって今シーズン初めて、エゾハルゼミの第一声でした。
それから暫く低温続きで鳴くに鳴けない春の蝉、可哀想だったんですよ。
セミの声に消されそうになりながらもヤマバトやオオルリ、キビタキが頑張って
鳴いています。緑一色に包まれて、緑色の風に包まれて、様々な声に包まれて、
ゆったりと時が流れて行きます。
「羽が乾いたからそろそろ飛び立とうか」そんな感じの蝉さんがいたのでパチリ。
びっくりしたような目をしていました。

昨日は雷と雨、しかもそこらへんに落ちるかと思うような「ガラガラドッチャン」
大きな雷の音。しかも皆様がチェックインされるその時間でしたから心配していました。
でもゆぽぽ山荘周辺のみだったようでほとんど濡れずにやってきたのにはびっくり。
「何もだー、濡れてねーよー。そこからちょこっと降ってただけだー」
雷の音はバイクの音にかき消されてしまったのかな?皆様ケロッとしておりました。
50代、60代のおじちゃんおばちゃん達12人、バイクのツーリングです。

同宿の方も6〜7台の大きなバイクを見てビックリしていましたがバイクの主達は
そんな事はお構いなし。もう質問攻めです。
「あんたら、どっから来たの?」「どこ出身?どこで知り合ったの?」「夫婦かい?」
年齢を聞くと「俺んちの息子と同じだー」そしてまた「どんな仕事してんの?」
その方達も嫌がることなくお付き合い、楽しいひと時だったようです。
旅は本当に色々な出会いがあっていいものですね。




今年も咲きました。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 5月11日(日)10時58分

山荘の土手のシラネアオイが咲きました。何と5月の連休中のことでした。
今は見事に開ききって本当に誇らしげ、実に美しい!!!
十年くらい前に山下パパが岩魚釣りに行った時に採ってきた物なんです。
あまりもの美しさに引き寄せられてつい2〜3本、私へのプレゼントでした。
その一本にたまたまちょこっと根っこが付いていたので鉢に植えておいたところ
次の年には1本が2本になりお花もちゃんと咲いてくれました。
「それじゃー土手に植えてみようかー」十年程になると思うのです。何と20本、
そしてお花は15個付いています。花粉にまみれた蜂さんが一つ一つ丁寧に
飛び回って受粉してくれています。忙しそうな蜂さん。

今日は気温10度になったけれど昨日の朝は4度で寒い寒い、「今は何月?」
考えてしまうほどでした。雪でも降ってきそうな寒空、風邪も冷たくって
手が凍えてしまいました。連休中はとっても暑かったのにどうなっているの?
あの暑さでびっくりして羽化してしまったエゾハルゼミも、この寒さでは
のそと動き回るのみで可哀相。
ジーとも鳴けずに一生を終えてしまうのでしょうか。そっと手に取ると
ビックリしたように一応「ジー」と一声、力なく鳴いてくれました。

ブナの葉っぱが山荘を包み込んでいます。黄緑色の柔らかい葉っぱが美しい。
小枝に今日もオオルリが来て好い声で鳴いています。どうやらここらあたりに
住むことにしたらしい。毎日毎日涼やかな声でご挨拶に来てくれます。
キビタキ君もうろうろしているのに今年はちょっと静かです。

全ての生き物が精一杯生きている、そんな事を感じながらの日々です。


風薫る五月になりました。
◆by 山下 <hideko@warabi.or.jp> at 5月7日(水)12時12分

今年の春の早い事。もうキビタキも鳴いたし鶯もオオルリも鳴いたし何時もの年より
10日は早い感じです。そしてびっくりするのはエゾハルゼミも鳴いたんです。
「ジージー、ジージー」って。5月3日のことでした。
下界では30度を越す暑さで「どうなっているんでしょうねー?暑い暑い」
皆様汗だくでやってまいりました。ここ山荘でも26度にもなったんですよ。
空は真っ青、木々の葉っぱは柔らかい黄緑、吹く風も爽やか、風薫る5月です。
踊りだしたくなるようなお天気に皆様ご到着してすぐに外に飛び出して行きました。
勿論ほらほらとお散歩、緑の空気を胸いっぱい吸ってニコニコ顔でのお帰りです。

今日は12度、この間の暑さで慌てて開花してしまったシラネアオイが春風に
揺れています。「おいおいチョット寒いぞー」とでも言っているのでしょうか?
どうも開きれずに様子を見ているようです。
アケビの花も濃い紫色、今日の写真です。秋には実を付けてくれるかな?
ヒトリシズカ、スミレサイシン、ウスバサイシン、イカリソウ、エンレイソウ
毎年出あう花々に今年も出会うことができました。

窓の外で美しい声で鳴いている小鳥はと捜してみれば、いましたいました。
一番遅く出始めたミズナラの小枝にオオルリが好い声で囀っています。
風呂場前の手の届きそうな所で行ったり来たり20〜30分はいたでしょうか。
図鑑片手にしっかりとウォッチングできました。
「首が黒っぽいからコルリでもなくルリビタキでもなく、スズメより大きいし」
暖かい部屋の中から双眼鏡と図鑑を手に、かなり贅沢なウォッチングでした。

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